Claude Code Atlas
#07

長い作業でのコンテキスト管理

中級

/compact・/clear・/usageの使い分けを学び、長い作業を効率的に進めます。

座学

この講座で学べること

  • コンテキストがClaude Codeの作業記憶であり容量に上限があることを理解する
  • /usageでコンテキスト使用量を定期確認する習慣を身につける
  • 作業継続なら /compact、新しい作業なら /clear という使い分けを習得する
  • 残量が少なくなる前に重要な作業を先に終わらせる戦略を把握する

「コンテキスト」とは、Claude Codeが覚えている会話の記憶のことです。人間の短期記憶に似ています。Claude Codeは会話が長くなるほどたくさんの情報を記憶しており、それを使って作業を進めます。 ただし、この記憶には「容量の上限」があります。上限に近づくと、Claude Codeが以前の会話内容を忘れてしまったり、以前と違う動きをしたりすることがあります。長い作業ではこのコンテキスト管理が重要になります。

/usageを打つと今のコンテキスト使用量が「残り〇〇%」で表示されます。残量が少なくなってきたら2つの対処法があります。今の作業を続けたい場合は /compact(圧縮)を使います。会話を要約してコンテキストを節約してくれるので、そのまま続きの作業ができます。作業が終わって全く別のことを始めるなら /clear(リセット)でスッキリ新しく始める方がきれいです。

/compactと/clearの使い分けの目安: ✓ /compactを使う場面 ・今やっている作業をそのまま続けたい ・コンテキストが残り30〜40%になってきた ・「続けて〇〇してください」と言い続けている ✓ /clearを使う場面 ・今の作業が完全に終わった ・全然別のプロジェクトや話題を始める ・迷走して同じところをループしている 迷ったら「続きをやるなら/compact、新しく始めるなら/clear」と覚えておきましょう。

コンテキストウィンドウの残量と対処

/compact を使った場合(続きをやりたい)

満タン(残り少)

応答が遅くなる

/compact

圧縮済み(余裕あり)

作業を続けられる

続きができる

作業を継続

/compact

  • 会話を「要約」してコンテキストを節約
  • 作業の記憶は残るので続きができる
  • 「続きをやりたい」ときに使う

/clear

  • 会話を「完全リセット」して空にする
  • 前の作業の記憶はなくなる
  • 「新しいことを始める」ときに使う
💡 /usageを定期的に確認する習慣をつけると、コンテキスト切れで作業が止まることを防げます。

実践手順

ステップ1:/usageで現在の使用量を確認する

Claude Codeのチャット欄に以下を入力してください。現在のコンテキスト使用量と、リセットまでの時間が表示されます。

zsh
/usage

ステップ2:/compactを実行して会話を圧縮する

以下を入力して会話を圧縮してみましょう。Claude Codeがこれまでの会話を要約して、コンテキストの使用量を減らします。

zsh
/compact

ステップ3:圧縮後も作業が継続できることを確認する

/compact実行後に再度/usageを確認してください。コンテキスト使用量が減っていることが確認できます。その後、「続きを教えてください」など以前の話題について質問して、会話が引き継がれていることを確認しましょう。

zsh
/usage

確認チェック

講座を終える前に、以下の項目を確認しましょう。

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