#10

Claude CodeとGitを連携させてGitHubへ公開する

中級

/commitでAIに任せてコミットし、GitHubにpushしてウェブサイトを公開します。

座学

この講座で学べること

  • /commitコマンドでコミットメッセージを自動生成してもらえることを理解する
  • ローカルリポジトリとリモートリポジトリ(GitHub)の概念の違いを把握する
  • git pushでGitHubにコードを送る手順を習得する
  • GitHub Pagesで無料でウェブサイトを公開する方法を知る

Claude Codeの `/commit` スラッシュコマンドを使うと、変更されたファイルを自動で検知してコミットメッセージを提案してくれます。提案されたメッセージを確認してEnterを押すだけでコミット完了です。手動では `git add → git commit -m "メッセージ"` と自分で入力する必要がありますが、/commitは変更の自動検知・メッセージ自動生成・確認のみという流れになります。Gitに慣れていない段階では特に便利で、メッセージが思い浮かばない・git addを忘れたといった失敗を防げます。

GitHubは世界最大のソースコード共有サービスです。Gitで管理している履歴をインターネット上に保存・共有できます。「ローカルリポジトリ」(手元のパソコンにある保存箱)と「リモートリポジトリ」(GitHub上にある保存箱)の2つを同期させるのが基本的な使い方で、`git push` で手元の変更をGitHubへ送ります。チームでの共同作業・バックアップ・コード公開のすべてにGitHubが使えます。

GitHub Pagesを使うと、GitHubにあるHTMLファイルを無料でウェブサイトとして公開できます。中級4・5で作ったindex.htmlをGitHubにpushすれば、世界中からアクセスできる自分のウェブサイトになります。独自ドメインなしで `https://あなたのユーザー名.github.io/リポジトリ名` というURLで公開され、設定は5分もあれば完了します。

GitHubへのpushには認証が必要です。初回は認証トークンの設定が必要になることがあります。GitHubで「Settings → Developer settings → Personal access tokens」からトークンを生成し、pushの際にパスワードとして使用します。Claude Codeに「GitHubにpushしようとしたら認証エラーが出ました」と伝えると、OS別の設定手順を案内してくれます。

/commit の仕組み

👀

変更を自動検知

Claude Codeが変更ファイルを読む

✍️

メッセージを自動生成

変更内容からコミットメッセージを作成

🤔

あなたが確認

提案を確認してEnterで承認

コミット完了

セーブポイントが自動で作成される

git push の仕組み

💻

ローカル(手元)

あなたのパソコン

コミット #1 / #2 / #3
git push

クラウドに同期

☁️

GitHub(クラウド)

github.com/リポジトリ

コミット #1 / #2 / #3

GitHub Pages で公開する(任意)

GitHubリポジトリ

index.html を含むコード

Pages設定

ウェブサイトとして公開

https://あなた.github.io/リポジトリ名

誰でもアクセス可能に!

Settings → Pages → Branch: main → Save で無料公開できます

💡 /commit でセーブ、git push でクラウドへ同期、GitHub Pages でウェブ公開。この3ステップで作ったものを世界に公開できます。

実践手順

ステップ1:Claude Codeでファイルを変更してから /commit を実行する

まず何かファイルを変更してもらいましょう。変更後に /commit を実行すると、Claude Codeが変更内容を確認してコミットメッセージを提案してくれます。

zsh
/commit

ステップ2:提案されたメッセージを確認してEnterを押す

Claude Codeが提案するコミットメッセージを確認してください。内容を確認してEnterを押すとコミットが完了します。メッセージを変えたい場合は修正してからEnterを押しましょう。

ステップ3:GitHubアカウントを作成する

以下のURLからGitHubのアカウントを作成してください。メールアドレスがあれば無料で作れます。すでにアカウントをお持ちの方はスキップしてください。

https://github.com/signup

ステップ4:新しいリポジトリを作成する

GitHubにログインして「New repository」をクリックします。Repository name に好きな名前を入力して「Create repository」を押してください。

https://github.com/new

ステップ5:リモートリポジトリを登録してpushする

GitHubで作成したリポジトリのURLを使って、以下の2つのコマンドを順番に実行してください。「your-username」をGitHubユーザー名、「your-repo」をリポジトリ名に変えてください。

zsh
git remote add origin https://github.com/your-username/your-repo.git
git push -u origin main

ステップ6:GitHub Pages で公開する(任意)

index.html があるリポジトリなら無料でウェブサイトとして公開できます。GitHubのリポジトリページで「Settings → Pages」を開き、Branch を「main」に設定して「Save」を押してください。数分後にURLが生成されます。

確認チェック

講座を終える前に、以下の項目を確認しましょう。

よくある質問

Q. git pushしたら「rejected」と出てpushできません

A. GitHubのリポジトリにローカルにない変更がある場合に発生します。まず `git pull` を実行してGitHubの最新状態を取得してからpushしてください。一人で使っているリポジトリなら `git push --force` で強制pushもできますが、他の人と共有しているリポジトリでは使わないでください。

Q. GitHubにpushしたのにGitHub Pagesのページが更新されていません

A. GitHub Pagesの反映には数分かかることがあります。ブラウザのキャッシュも影響するため、強制リロード(Ctrl+Shift+R)も試してみてください。5分以上経っても反映されない場合は、Settings→Pagesでデプロイのステータスを確認してください。

Q. リポジトリをPublicにすると何が公開されますか?

A. コードファイルとgit commitの履歴(誰がいつどんな変更をしたか)が公開されます。APIキーやパスワードなどの秘密情報をコードに直接書いていた場合、それも公開されてしまいます。機密情報は `.env` ファイルに書いて `.gitignore` で除外する習慣をつけることが重要です。不安な場合はPrivateリポジトリで管理してください。

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