#12

自分の仕事をAIで仕組み化する

上級

繰り返し作業を洗い出してSkills・Hooks・CLAUDE.mdに落とし込み、上級講座の総まとめをします。

座学

この講座で学べること

  • 繰り返し作業をSkillsに落とし込んで自動化する手順を習得する
  • 仕組み化は一度に全部やらず1つずつ試すことが長続きのコツであることを理解する
  • MCP・Skills・CLAUDE.md・Hooks・Agent Teamsを組み合わせた総合的な活用イメージを持つ
  • 「AIに頼む」から「AIが自動でやってくれる」状態に育てる考え方を身につける

ここまで学んできたMCP・Skills・CLAUDE.md・Hooks・Agent Teamsを組み合わせることで、自分の仕事を「AIが自動でやってくれる状態」に育てられます。毎回手動でやっていた定型作業が数分で終わり、考えるエネルギーをより重要な仕事に使えるようになります。上級講座の総まとめとして、自分の業務に合った仕組みを実際に作ってみましょう。

仕組み化のやり方はシンプルです。「毎回同じことをやっているな」と感じる作業を1つ選んで、その手順をSkillsに書く。使ってみて「ここが違う」と思ったら追記・修正する。この繰り返しです。いきなり全作業を仕組み化しようとすると続かないので、まず1つだけ試して手応えをつかむことが大事です。

機能ごとの使い分けを整理しておきましょう。Skillsは「特定の作業手順を呼び出すとき」、CLAUDE.mdは「常時守ってほしいルール」、Hooksは「特定タイミングで自動実行したい処理」、Headlessモードは「定期的な無人実行」、Agent Teamsは「複数の専門役割が必要な複雑作業」に向いています。どれか1つが万能ではなく、作業の性質に合わせて組み合わせて使うのが上級者のスタイルです。

うまく仕組み化できると3つの変化が起きます。①定型作業が数分で終わる(週報・議事録・日報など)、②毎回同じクオリティで出せる(Skills・CLAUDE.mdがブレを防ぐ)、③考えるエネルギーをもっと大事な仕事に使える(AIが定型作業を引き受けた分、創造的な仕事に集中できる)。これが「AIに頼む」から「AIが自動でやってくれる」への進化です。

仕事を仕組み化する5ステップ

1📋

繰り返し作業を洗い出す

週に何度もやる作業・毎回同じ手順の作業をリストアップ

2✍️

Skillsに手順を書く

作業手順をマークダウンで記録し、Skillsとして保存

3📄

CLAUDE.mdに判断基準を書く

「こういう場合はこうする」という判断ルールをまとめる

4

Hooksで自動トリガーを設定

ファイル保存時・作業完了時に自動実行される処理を設定

5🔄

定期的に改善する

使うたびにSkillsやCLAUDE.mdをブラッシュアップ

仕組み化できた状態のイメージ

時間削減

定型作業が数分で完了

🎯

品質安定

毎回同じ水準でアウトプット

🧠

思考の余裕

創造的な仕事に集中できる

🎉 ゴール:「AIに頼む」ではなく「AIが自動でやってくれる」状態を目指しましょう。

「AIに頼む」から「AIが自動でやってくれる」へ。これがClaude Code上級者の最終目標です。

実践手順

繰り返し作業をランキングする

まずClaude Codeを起動します(WindowsはPowerShell、Macはターミナルで claude と入力)。起動したら以下を入力してください。

bash
私が毎週繰り返している作業を考えます。
以下の作業について、Claude Codeで自動化・効率化できる
可能性が高い順にランキングしてください:

1. 週報・日報の作成
2. メールの文章を考えること
3. 資料のフォーマット整理
4. 議事録のまとめ
5. SNSの投稿文を考えること

Claude Codeから「1番は週報・日報です。理由は〜」という形で優先順位と理由を教えてもらいます。その中から一番やってみたいものを選んでください。

選んだ作業をSkillsに落とし込む

ここでは「週報作成」を例にします。自分が選んだ作業に置き換えて実施してください。

bash
「週報作成」をSkillsファイルとして作成してください。
保存場所:.claude/skills/weekly-report.md

以下の手順を含めてください:
1. 今週やったことを3点まとめる(箇条書き)
2. 来週やることを2点書く
3. 困っていることを1点書く
4. 「週報_YYYY-MM-DD.txt」という名前で保存する

フォーマットはシンプルで読みやすくしてください

作成されたSkillsファイルの中身を確認してください。内容を見て「もっとこうしたい」という部分があればその場で修正を依頼してください。

作ったSkillsを実際に使う

Skillsが完成したら実際に動かしてみます。

bash
週報作成スキルを使って
今週の週報を作成してください

今週やったこと:
・Claude Code上級講座を全て完了した
・Agent Teamsを初めて使った
・自己紹介ページを作って公開した

Skillsの手順通りに週報が作成されます。フォーマットが気に入らない場合はSkillsファイルを修正して再度試してください。これが「使いながら育てる」仕組み化の基本です。

上級講座の振り返り

最後に上級講座で学んできた内容をClaude Codeと一緒に振り返ります。

bash
Claude Code上級講座で学んだ以下の機能について
私が今後の仕事でどう使えるかを
具体的なアドバイスとして教えてください:
- MCP
- Skills
- CLAUDE.md
- Hooks
- Agent Teams
- Claude.aiとの分業フロー

Claude Codeから自分の状況に合わせた活用アドバイスをもらいましょう。これで下級・中級・上級の全講座が完了です。

確認チェック

講座を終える前に、以下の項目を確認しましょう。

よくある質問

Q. どの作業から仕組み化を始めると効果を感じやすいですか?

A. 週報・日報・議事録などの定期的なドキュメント作成が最もおすすめです。毎回同じフォーマットで書くものはSkillsとの相性が抜群で、1〜2時間の設定で毎週数十分の作業が自動化できます。次にメールの下書き作成・コードレビューのチェックリスト実行・定期ファイル整理などが効果を感じやすい対象です。

Q. Skillsを作ったのにClaude Codeが毎回違う出力を返します

A. Skills内の指示が曖昧すぎることが多いです。「わかりやすく書く」ではなく「箇条書き3点・ですます調・200文字以内・小学生でも読める言葉で書く」のように数値や具体的な形式で指定してください。また「不明な点があれば確認せずにスキップして」と追記すると、毎回同じ流れで処理されやすくなります。

Q. 上級講座を全部終えた後、次に何をすれば成長できますか?

A. 実際の業務に使い続けることが最大の成長です。講座で学んだ機能を1つずつ実務に取り込み、「うまくいかなかった→指示を改善する」サイクルを繰り返しましょう。また応用講座(GitHub MCP・Slack MCP・Skills実践など)でより具体的な活用パターンを学ぶことで、さらに実践的なスキルが身につきます。

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